オリカ
◆オリカ・ネストミール
生きていくのは一人がいい。もうこれ以上傷つきたくないし、誰も信じるつもりないから…。
物語のヒロインのひとり。元は明るく優しい性格だったが、
心に負ったトラウマにより、無口で沈みがちな表情が多い。
彼女は音を力に変える「レーヴァテイル」という種族。
正確には人とレーヴァテイルの間に生まれた第3世代といわれるレーヴァテイルである。
両親とは死別。そのきっかけは、数年前のスクワート村襲撃事件。
その後、「エル・エレミア教会」という、ミュールを祀る教会に入会。
教会の聖女候補として勤めるようになる。
だが、能力の低い彼女の境遇はあまりよいものではなかった。
小さい頃、いつも自分をかばってくれたクレアという女性を今でも慕っている。